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「レイハントンッ！」
Gセルフの最終装備にして、今までの全てのバックパックの特性を併せ持つ全部乗せウェポン、パーフェクトパックが、放送終了から5ヶ月を経て遂にキット化されました！
価格は税抜き2500円と、Gレコシリーズではアサルトパックに続く高額キットとなっています。
本体はほぼGセルフそのままですが、成型色が変更(緑がかった白→オフホワイト、赤→ワインレッド)されたのと、肩とサイドスカートが新規パーツとなっています。
真っ白なオフホワイトと鮮やかなスカイブルーの装甲とクリアパーツ、曲線主体のバックパックのデザインが、兵器というよりSFロボットのような印象を受けます。
自立出来ないことはないのですが、流石に背中が重く不安定なので、付属の汎用スタンドが付属しています。
本体だけでなく、パーフェクトパック側にも接続用の穴があいています。
ビームライフルは大気圏用パックに付属していたトワサンガ製ライフルですが、相変わらず色分けのシールは付属せず。
複雑な配色なので塗装し直すのも面倒だったので、以前作ったものを流用。(^^;
シールドは新装備のフォトン装甲シールド。
リフレクターパックの技術を応用し、小さな板状のビームバリアを大量に展開したり、大気圏突入に耐えうる防御力を誇りますが、エネルギー消費が激しいそうです。
黄色いラインはシールで、やや目立ちますが、ここはMGでもないと色分けは難しそうなので、仕方ないですね。(；´▽｀)
ビームサーベルもGセルフ標準装備のものですが、本キットには平手が両手分付属するので、ポージングの幅が広がります。(*´▽｀)
パーフェクトパックのバインダーは多重関節アームで繋がれており、水平に跳ね上げることで、大気圏内でジャンプしたり滞空したりできます。
両平手が追加されたことで、第一話のロランみたいなポーズや(笑)、スコード！のポーズ(こっちはベルリのポーズですがｗ)も取れますｗ
そしてここからはパーフェクトパックの機能を。
バインダーは真横に広げ、両サイドのクリアパーツを展開し、バインダー裏にエフェクトパーツを取り付けることで、リフレクターモードへ。
どういう原理なのかはわかりませんが(笑)、バインダーから展開された四枚のエフェクトが、リフレクターパックのように、ビームを吸収し、フォトンエネルギーに変換する機能を持っているようです。
劇中ではもっとぼやけた感じでしたが、立体物では流石にそこまでは再現出来ず。(^^;
バックパック上部のトラフィックフィンのフィン部分と、バインダー本体を正面へ向け、バインダーを左右に開いて展開することで、高威力のビームを発射するアサルトモードに。
劇中ではバインダーからのみビームを発射していましたが、設定上はトラフィックフィンからもビームを発射できる模様。
安田朗さんの設定画ではサイドスカートも展開してビームを放てるようですが、キットでは指定されていなかったので、生き残ってる設定なのかは不明です。(；´▽｀)
バックパック上部にはトラフィックフィンを装備。
トリッキーパックの技術を応用した、敵機を拘束するトラクタービームを照射したり、装備自体を誘導ミサイルとして射出することも可能。
ですが浮遊状態で飾れるようにはなっていないので、写真では裏側の肉抜きに押し込んでいるだけです(笑)。
バックパック中央のクリアパーツ部分では、低温対消滅により対象を削り取る恐怖の武器、フォトントルピードを生成し、射出する機能があるようです。(；´▽｀)
あまりに凶悪な性能だったからか、一度きりしか使われなかったですね。(^^;
その他にも、全身から放つ無差別攻撃の全方位レーザー、フォトンバッテリーを搭載した機体を感知するフォトンサーチャー等、チート兵器が多数搭載されています。(^q^)
Gセルフ＋宇宙用パックと比較。
こう並べると成型色の違いがよくわかると思います。
目立つ箇所なのに塗装必須だった肩側面のスラスターが、パーフェクトパックだとシールでフォローされてたのは嬉しい変更点でした。
でも肩の水色部分も丸ごとシールなのには驚きましたが。(；´▽｀)
マスク大尉のカバカーリーとの最終決戦！
ビームセイバーでシールドを叩き斬られますが、トラフィックフィンをUターンさせ、背後からぶつけるトリッキーな戦法でビームリングコンテナを破壊。
バックパックにライフルを差し込まれ、逃げられない状態での一瞬のにらみ合い。
この時にカバカーリーが頭部から放熱するのがたまらなく格好良かったです。(^q^)
ビームライフルを叩き落とされ、バックパック上部とバインダーを無理矢理破壊される！
共に落下しながらビームショットライフルで狙われますが、咄嗟に左手で銃口を逸らす！
左脚のスラスターを蹴り壊されますが、右手でビームサーベルを抜刀し斬り上げ、左腕を斬り落とし、続けて両手持ちで右腕も斬り落とす…！
マスク大尉の執念か、斬り落とされたカバカーリーの右腕から無造作に連射されたビームがGセルフの右脚を破壊、間一髪ベルリはコアファイターで脱出し、半壊した二機が川に落地して決着。
この一連の流れ、一分もなかったかと思いますが、息を呑む怒涛の展開でした…富野ガンダムの接近戦描写は本当格好良いです。(*´▽｀)
あ、コアファイターは本キットには付属しませんｗ
総評：★★★★☆
パーフェクトパックはギミックも色分けも優れていますが、バインダーを繋ぐ多重関節ジョイントは、保持力を保つためかかなり固めなので、アームを横にひねる際にはゆっくり慎重にやった方がいいかもです。
それとバインダーを繋ぐボールジョイント部分は、引き抜こうとしたら根元が白化したので、無理に外すと破損する恐れがあるので要注意です。
悪い点ばかり並べてしまいましたが(笑)、オフホワイトとスカイブルーの成型色は美しいの一言ですし、ギミックもほぼ再現されているので、上記の注意点さえ気をつければ、とても満足できるキットの筈です。(^^;
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