「モビルスーツの頭と手足などは飾りだ!コンピュータだよッ!」
数多くの勢力が登場するGレコの世界において、最後に登場した金星の勢力、ビーナスグロゥブのフラグシップ機、ジャイオーンが、TV登場に合わせてのキット化となりました。
Gルシファーと共に名前とビジュアルが先行公開されていて、数ヶ月前からキット化が決まっていたのもあり、GレコのMSでは登場からキット化まで最速だったのではないでしょうか(笑)。
パープル主体のカラーリングに、巨大な指のようなバックパックといい、いかにも悪役なデザインですね(笑)。
顔はガンダムフェイスと見せかけて、モニターフェイスとなっていて、劇中では緑や紫のラインが上下左右に動いていましたw
ビッグアームユニットは、近年のHGキット共通の規格で取り付けられていますが、重さで外れることはなく、しっかりと取り付けできます。
アーム各部は耐摩耗プラで、かなりキツめに接続されているので、自重で垂れ下がったりはしませんが、勢い良く動かすとねじ切れそうで怖いです。(;´▽`)
ビームライフルは少ないパーツ数でメンテナンス性を重視しているという設定通り(?)、3パーツ構成で、ギミックも無いシンプル仕様(笑)。
ちなみに本体の可動範囲は標準的で、肘と膝が90度ほど、股関節は軸接続と太腿ロール、そしてビッグアームの自重に耐えられるようにか、腰はぶっとい軸一本での接続で、胸をそらす可動も無し。
流石にこれは仕方ないですね。(^^;
ビッグアームユニットはこの通り、バックパックとの接続部が多重関節で自在に可動させられ、指の関節もそれぞれ90度ほど可動します。
指の付け根を広げることが出来ないのは残念ですが、握り拳を作ったり、軽いキットなら掴んで持ち上げることもw
それぞれの指の先端に、専用のビーム刃を取り付けることで、劇中の禍々しい姿を再現!
ビーム刃は全て新規パーツで、汎用サーベルとは接続部の形状が違います。
ビッグアーム自体の可動範囲が広いので、様々なポーズを決められます。(*´▽`)
ただし、この状態でうつ伏せに倒してしまうと、サーベルが折れる可能性もあるので、この状態で飾る場合はスタンド必須かも。(^^;
ビッグアームの指を正面に集中させた防御形態。
多重関節ジョイントでここまで正面へ展開させることができます。
設定上は、小型の指の先端をソードファンネルとして射出することが出来、21話でも一基だけ使用していました。
これは再現されていないギミックなのですが、指のパーツで挟み込む、関節のT字部分を後ハメの要領で加工することで、取り外し可能に出来ます。
ただし保持力が低下しますし、T字部分を削り過ぎると保持出来なくなりますので注意です。
Gセルフと比較すると少し大きいですね。
鳴り物入りで登場した割に、一瞬でビッグアームを半壊させられ、焦って海に穴を開けてしまい、最終的に水没してしまうという不幸な役回りでした…('∀`)
まあ片方のビッグアームをシールドで防いで、すぐさまライフル連射して反対側のビッグアームの指を根こそぎ撃ちぬくベルリが強すぎたのかもしれませんが。(;´▽`)
地球圏へレコンギスタし、アメリアもキャピタルも一網打尽だ…!
そう思っていた時期が俺にもありました…(Byキア隊長)
総評:★★★★★
色分けは目立つ箇所だと、肩やビッグアームに大きめなシールが使われているのと、ブレードアンテナに塗装が必要ですが、ド迫力のビッグアームは遊びごたえ充分ですし、本体の出来も良いです。(*´▽`)
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