CAMS-03 エルフ・ブルック(マスク専用機)
1/144HG 2015年02月発売 2015/07/28UP


「ふざけているのかァッ!!!」









大型の可変機という設定や、後継機であるマックナイフが既に発表されていたため、キット化は無いと思っていたエルフブルックが、本編での登場を終えた後ではありますが、無事キット化されました。(*´▽`)
このキットに限らずGレコとBFTは、同時展開が仇となったのか、キットの展開が遅めだったのがちょっと残念でしたね。(^^;





ガンダムのメカに見えない特異なデザインと、脚を主翼とする奇抜なMA形態に衝撃を受けた機体で、GレコのMSでは一番好きかもしれません。(*´▽`)
脚が特徴的で、ギリギリ自立出来るのですが、やはり不安定なので、飾る時はスタンドを使うことを推奨します(笑)。

色分けはかなり頑張っていて、膝正面のみとはいえ、ビーム砲口も色分けされています。
肩と腕のビーム砲口はシールで、膝側面のグレネードランチャーは色分けされず。





胴体内部のセントラルビームシステムで出力したビームを、全身の砲口から短時間発射し、牽制から敵弾の迎撃、ビームの拡散までこなすという、これまた斬新な武器が内蔵されていますね。
指先のビーム砲といい、ジオングやサイコガンダムの系譜を感じさせます。(*´▽`)

可動は変形ギミックの恩恵で、肩が跳ね上がり、肘が180度曲がりますが、腰はほぼ回らず、股関節もボール接続であまり開かず、膝も90度くらいです。(^^;
そして、二の腕にロール可動が無いため、肘が横方向へ曲げられないという、かなり思い切った設計に…まあ、デザイン的に仕方ないことなのですが。(;´▽`)

手は平手のみで、「これで死ねやあ!宇宙海賊ゥ!」のポーズもギリギリ出来ますw





両脚の巨大ビームサーベルは差し替えで展開。
サーベルのテスト運用シーンを再現するためにか、支柱がめっちゃ長いスタンドが付属します(笑)。
高出力故に長時間使用できないらしく、後継機のマックナイフでは無くなってしまいましたね。(^^;





背中には長距離飛行用のブースターユニットを装備出来ます。
本来はMA形態用ですが、MS形態でバックパックのように背負うことも可能。





MA形態への変形は、頭部ブレードアンテナと、胴体ブロックを差し替えます。
ビーム砲が正面へ集中し、両脚が主翼となる特異なデザインですね。
よく見ると全然違うのですが、初めて見た時はクロボンのコルニグスを思い出させられました。(^q^)





付属のスタンドに飾ると、ちょっと高すぎますねw
ブースターを外した姿も一枚。
スタンドは三ミリ軸接続なので、別売りのアクションベースで代用出来ます。





劇中ではメッサーラ並のでかさで描かれていましたが、キットでも少し大きめです。
全高19mらしいですが、頭頂高の間違いかな?ブレードアンテナや肩を含めれば更に大きそうです(笑)。
富野監督は作画の柔軟さを重視し、MSの全高や重量を詳しく設定したくないらしいのですが、やっぱアニメ見た後だと小さく見えます。(^^;

ビームサーベルはMA形態でも展開出来ます。
劇中でこんな使い方はしませんでしたけど、一応(笑)。







総評:★★★★☆
二の腕のロール可動が無く、下半身の可動が狭いのと、アニメでの印象と比べると機体サイズが小さく感じますが、キットの作りが凝っていて、動かしていて非常に楽しいキットです。(*´▽`)
胴体部分が差し替えですが、MA形態もプロポーションの破綻無く再現されていますし、変態メカ好きな方には諸手上げてお勧め出来ますw









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