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「新型が三機では、いくらガンダムでも抑えきれん！」
ガフランと並ぶ、ヴェイガン戦争初期の主力機、バクトです。
確かこのキットから、ボックスアートに型式番号が書かれるようになったんですよね。
数字が使われていない暗号のような形式で、当時は正体不明な敵だったのもあり、不気味さに拍車をかけていました。
いかにも重装甲型といった感じです。
腕や頭部、背中の羽根と尻尾はガフランに似ていますが、よく見ると細かく違っています。
色はガフランより一色増えていますが、成型色の段階でほとんど完璧に色分けされています。
バストアップと可動範囲。
胸には拡散ビーム砲の代わりに、接近戦で効果を発揮するビームスパイクを搭載。
ビーム刃は残念ながら再現されていませんが、内部はクリアパーツになっています。
間違ってモールドの縁を黒く塗ってしまいました。(；´▽｀)
可動範囲は欠点も含め、ガフランと大体同じ。変形機構が簡略化された影響で、肩があまり前に引き出せなくなりましたが、脚部が大型化したことで、安定性は大幅に増しました。
掌のビームバルカン兼ビームサーベル、背中のビームライフルはガフランと共通で、サーベル刃が付いてないのも同じ。(^^;
ビームライフルはガフランと相違点が見当たりませんでしたが、使い回しではなく、何故か新規ランナーでした(笑)。
飛行形態へ。
ガフランよりも大分簡略化され、肩のせり出し、膝の逆関節化、つま先の変形がオミットされ、翼も小型化され、先端の羽根の可動がオミットされています。
その代わり、両脚の装甲が開き、スラスターが露出するギミックが新造されています。
飛行形態用に、指をぐわっと開いた手首パーツが付属するのですが、バルカン部分に塗装が必要だったり、代わりに握り手が付属しなかったりと、ちょっと蛇足気味。(^^;
長距離航行を目的としたガフランと、対MS戦を重視したバクト。
並べると、頭部や羽根の細かな違いがよくわかりますね。
そしてバクトといえばしゃがみ強キックｗ
おらっ！日野出てこい！
総評：★★★★
握り手が付属しないことや、ガフランと比べ300円高い割にそこまでプレイバリューを感じなかったりするのがやや気になりますが、劇中でもそれなりに見せ場がありましたし、重装型が好きな人にならお勧め出来ますｗ
2013/05/02作成
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